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これまでの話題 2009年度 |
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平成21年度 大阪市大正区女性学級(H.21.6〜H.22.2 全7回)
年間テーマ『「気づき」を「学び」に、「学び」を「行動」に』
第1回女性学級
日時:2009年6月30日(火)
場所:大正区民ホール
テーマ:「女性だからできる活動」
女性学級は、毎年区と区内の地域(大正区は10地域)で年間テーマを決めて開催されています。第1回は開講式も兼ねているため区内全域から290名の方々が出席されました。
大正区の今年の年間テーマ『「気づき」を「学び」に、「学び」を「行動」に』は、まさに‘おんなの目’の歩み方そのもので、会ができた経緯から今に至るまでをビデオ上映も入れながら話しました。専門家がいない集団ゆえの紆余曲折、「共感」から生まれたネットワーク、16年間の活動を通して得た「気づき」などのところでは、会場のあちこちでうなづき、笑い、はたまた小首を傾ける方々の姿が目に飛び込んできて、会場の方々との一体感を持つことができました。しかし、質疑応答の時間には残念ながらどなたからも手があがることはなく、このような大勢の中ではやはり勇気がいることだったのかもしれません。
秋に開かれる第5回目は、「天王寺動物園の見学・園長講義」が予定されています。私たちも、都合のつくメンバーとともにぜひ参加をしたいと考えています。
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宝塚市人権男女共同参画課
第15期宝塚女性ボード提言式
日時:2009年6月30日(火)1時30分〜3時15分
場所:宝塚市役所 大会議室
宝塚市の女性ボードには、昨年、みなさんがそれぞれ関心のあることについて勉強し行政に対して提言をするためのグループ分けや、「行政への提言について実践から気づいたポイント」というテーマの講座で関わらせていただきました。今回その女性ボードのみなさんが、1年をかけてまとめ上げた提言を市に提出する提言式に参加しました。
提言は、2つのグループに分かれて行われました。それぞれとても工夫を凝らした心に訴えかけるプレゼンテーションで、発表の20分間があっという間でした。
どちらのグループの発表にも共通していたのが、宝塚市民に宝塚をもっと好きになってほしい!という思いでした。そして、この女性ボードで学んだことでメンバーのみなさん自身も宝塚の良さにあらためて気づかれたようでした。
提言の中には、お金がかかるものも含まれていましたが、来月から始まる担当部署とのセッションで、少しずつでも実現に向けて前進することを願っています。
30年にわたって続いてきた女性ボードも今期で終了ということをお聞きしています。とても良い制度だと思いますので、何らかの形で再開されると良いと思いました。
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関西学院大学法学部
2009年度春期「公共政策特別演習A」
「ガバナンス時代の地域公共政策を考える」
第5回 市民が作る「公」(実践者の報告と意見交換)
日時:2009年5月11日(月)
市民的公共政策について、つまり、普通の市民が活動を起こすことが「公共政策」に自動的につながっていったことを、大阪市営地下鉄・天王寺動物園調査のプロセスを通して話しました。そのポイントは、「個人の想いがどのように「公共」につながっていったのか」「行政担当者や市民とともに活動していくことが「協働」につながること」、また、「市民活動は誰にでもできる」という点にあったと思います。
質疑応答やレポートから推測すると、学生さんは市民活動、NPO、協働などについてあまりご存じなかったようですが、実際の活動をその実践者から聞くことで、市民が作る「公」について、一人一人の中でじっくりと考えるきっかけをつかんでくださっているように感じられました。
担当講師の方もおっしゃっておられましたが、学生さんたちが、将来、社会に出られたときに、この記憶を、活かしていただきたいと思っています。 |
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大阪樟蔭女子大学
インテリアデザイン学科
「現代ライフスタイル論」 女性のライフコースと社会参加
日時:2009年5月8日(金)
受講生のみなさんから、元気をいただける数々のメッセージが届きました。
行動することは大事だけれど難しそう...でも自分にできる所からやりたい、人間関係・コミュニケーション・信頼関係が大切、最後までやり切ってみることが大事等々。また、調査のためのアンケートづくりや提案の組み立て方に着目してくださったり、ご自身の怪我による松葉杖体験を振り返ることで社会に存在する様々なバリアを再認識され、インテリアデザイン学科での図案に役立てたいと思われた方、私たちが専門家の方から受けたアドバイス方法を聞いて人への教え方に気づいてくださった方もありました。そして、社会における女性の立ち位置を考えながら、この活動には男女共同参画の視点があるとエールを送ってくださった方。また、『活動に参加してプロセスを共有できたら...』との、うれしいメッセージもありました。
私たちの具体的な活動を知っていただくことで、一人の力は小さくても、みんなの声や力が集まれば大きな力になることや誰もが社会参加はできるんだということに気づいていただけたのではないかと思っています。 |