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取材

ボランティア活動情報誌「COMVO」9月号 大阪市ボランティア情報センター発行
 大阪市天王寺動物園との協働について、取材を受けました。
 「市民社会のこれからA 市民と行政の協働とは?」という特集のなかで、〜天王寺動物園と市民グループの協働を事例に〜ということで、私たちがこれまで活動をする上で大切にしてきたこと、また協働したことで生まれたさらなるつながりなどを中心に、記事を書いていただきました。
 大阪市ボランティア情報センターのホームページhttp://www.osakacity-vnet.or.jp/comvo/pdf/vol125.pdfに記事がアップされています。ぜひ、お読みください。

講師

香川県男女共同参画チャレンジ支援セミナー
日時:2008年10月4日、11月1日、11月29日、12月6日(全4回)のうち、
4回目2008年12月6日13時30分〜16時30分担当
場所:香川県社会福祉総合センター
テーマ:「わたしが動けば街が変わる―学びから実践活動へ―」

 「香川県男女共同参画センターチャレンジ支援セミナー」は、“男女共同参画の視点を持って、政策・方針決定過程への参画や地域の課題を解決するために地域の実績に応じて実践的な活動を行うことができる人材を育成すること”を目的に開かれました。
 そこで、前半は、私たちが身近な問題解決を進める中で、男女共同参画の視点に気づいていったことを聞いていただき、後半は、グループに分かれて、‘地域における実践的な活動へのきっかけづくりワークショップ’とし、地域における自分発の課題を出し合い、それを元に、グループ討議や共同作業における合意形成のあり方について話し合っていきました。
 3時間はあっという間に過ぎましたが、参加者の感想は、「行動にはまだ起こせないのが現実」「‘わたしが動けば解決なる筈’そんな自負こそ力んでいる。空いばり!!」「男女共同参画を表に出してこうあらねばと強調するのではなく、毎日の活動の中にあると考えて、地域の活動等に参加していく」「自分で考え、自分の行動に責任を持ち、人として生きていくことが、男女共同参画に必要ではないか」と様々でした。


大津市教育委員会生涯学習課
地域活動人権講座「男女の視点で創る地域活動」
日時:2008年11月20日、29日、12月16日、1月31日、2月22日(全5回)のうち
2回目2008年11月29日(土)10時〜12時担当
場所:大津市役所別館大会議室
テーマ「女性の視点を生かした地域活動とは?」

 「大津市団塊世代まちづくりパワー創造事業―団塊世代の地域デビュー応援講座―(10月〜2月)」は、コース@自分づくり仲間づくり(6講座)、コースA団塊キャリアの地域貢献(6講座)、コースB地域活動リーダー養成(5講座)に分かれ、最後に全体フォーラムが開催されます。
 その中のコースBのひとコマを担当しましたが、受講者からは「利用者側が‘利用の専門家’であるという視点が新鮮」「活動のアプローチが大変参考になった」「実際の経験からの話で、説得力があり、私たちにも何かできるのではという、希望というか、力を与えてもらった」との感想とともに、「講演中の資料の回覧はゆっくり見ることができなかった」という声もいただき、受講者の立場に立てていなかったことを反省しています。
 この講座は、市民と行政の協働で企画運営されていますが、このように、互いの専門性を発揮し、受講者も共に学びあい行動していければ、誰もが様々な問題解決に向けて主体的に取り組めるようになり、自分たちのまちを住みよいものに変えていけるのではないでしょうか。


内閣府男女共同参画局
地域おこし、まちづくり、観光分野における女性のチャレンジ支援のための事業
「地域資源を活用したまちづくり」
日時:2008年10月8日、22日、11月20日(全3回)のうち
3回目11月20日(木)(13:30〜15:00)担当
場所:尾道商業会議所記念館
テーマ:「大阪での取り組み〜事例紹介を中心に〜」

 男女共同参画基本計画(第2次)では、“地域おこし、まちづくり、観光”が新たな取組を必要とする分野として掲げられ、その一環として、地域おこし等に興味のある女性を対象に、全国12箇所で経験交流会が開かれました。今回、その1つである尾道の女性たちと、私たちの活動を通して交流しました。
 みなさんからの感想は、「まず一歩を踏み出そうと思えた」「私にもできることがあるのかなと感じた」「仲間とともにやる勇気を得た」「さて尾道に置き換えるとどうすればよいのか悩むところ」などと、わが身に置き換えて考えられたり、具体的な活動内容に思いを馳せられたりと、新たな活動が生まれる兆しを感じました。
 同一テーマで全国展開される交流会に参加したことで、打ち合わせなどを通じて各地域の様子を知ることができ、私自身、少し広い目を持てたのではないかと思っています。
 また、大正時代に建てられたという会場の尾道商業会議所記念館は、当時のように復元改修された素敵な建物でした。

吹田市男女共同参画センター デュオ
吹田市男女共同参画塾 〜市政に活かそうみんなの声〜
日時:2008年6月10日、20日、27日、
7月11日、18日、25日(全7回)のうち
5回目7月11日(10時〜12時)担当
テーマ:「市民の目線でつくるまち」

 連続講座ということで、デュオの職員さんが、前回の講義への質問について返答をされることからスタートしました。質問内容は、吹田市の施策に関わるものが多く、参加者が、行政の政策や方針決定の場に参画しようと考えて学ばれていることがよく分かりました。
 私の話を聞いていただいた後の質問では、「NPO法人格をとっているか」「活動費はどうしているか」「活動における家族とのバランスのとり方は」「今後の活動予定は」といった質問や、「仲間と最寄駅にエレベーターを設置要望をした時に考えさせられたこと」「‘おんなの目’のパートナーシップ型の活動の意味が分かった」など、感想を語ってくださいました。
 みなさまお忙しい中の参加とは思いますが、3分の2の方が欠席されていたのは残念でした。受講する市民は、講座の受講料が無料ということはそこに税金が使われているということを意識する必要があり、また講座を提供する行政も料金設定のあり方を考え直す必要があるのではないかと思います。

和泉市男女共同参画センター
男女共同参画社会づくりアドバイザー養成講座 〜気づきから行動へ〜
日時:2008年5月15日、22日、29日、
6月5日、12日、19日、26日、
7月3日、10日、17日(全9回)
のうち、7回目7月3日(10時〜15時)担当
テーマ:「まちづくりとわたしたち」
 2年前、和泉市で同じ趣旨の講座の講師をしました。そして今回は、そのときの受講生が企画に関わられ、再び講師をすることになりました。
 前回お邪魔した後の2年間も含め、私たちの活動の‘気づき行動したこと’について聞いていただきました。40人の参加者の3分の1は男性で、男性の地域社会への関わりが進みだしていると感じました。質疑応答のための25分間は、時間が足らないくらいで、地に足着いた活動をされている様子が伺われました。
 市民と行政、お互いの視点を活かしての協働のまちづくりが益々進んでほしいと思いつつ、センターを後にしました。春なのに、コスモスが風に揺らいでいました。そういえば、前回の秋、同じ場所にコスモスが咲いていたことを思い出しました。

宝塚市人権男女共同参画課
女性ボード全体学習会
日時:2008年6月26日(木) 午前9時30分〜11時30分
テーマ:「行政への提言について〜実践から気づいたポイント〜」

 2008年3月5日、12日にグループ分けの講座をさせていただいた宝塚女性ボード(公募で集まった女性が宝塚市について勉強をし、行政に対して提言をする制度)の全体学習会(http://www.geocities.jp/e_machitukuro/wadai/2007.html参照ください)の一コマを再び担当しました。
 今回は、テーマが「行政への提言について〜実践から気づいたポイント〜」ということで、提言に客観的根拠がなければ人の心に届かないこと、常に自分たちが何を目指そうとしているのか、そこから横道にそれていないかを確認しながら進めることなどをポイントとしてお話ししました。
 その後、それぞれのグループからこれからの進め方についての質問を受け、それにお答えする形で進めました。2つのグループとも、かなり具体的な質問がたくさん出て、活発な講座になりました。
 長いようで短い1年間。来年の6月の提言に向けて、がんばっていただきたいと思います。


大阪樟蔭女子大学
インテリアデザイン学科
「現代ライフスタイル論」
日時:2008年4月25日(金)
 「女性のライフコースと社会参加の仕方」というテーマでの講座依頼をいただき、‘おんなの目’の活動を中心に、生家の‘古民家再生’など、私の今までの人生の歩み方を聞いていただきました。
 『自分が今出来ることを精一杯やることで自己実現につながっていく。そこがすごく大事なんだと思う。また、何がきっかけになるか分からないなということを感じた。私たちの暮らしをよりよくするためのヒントは、私が思っている以上に、普段の生活の中にあるのかもしれない。』『「私たちは利用の専門家」という言葉がとても印象に残り、難しい専門知識がなくても、できることはたくさんあることに気づかされた。市民活動は誰にでもできる。アンケートに答える人も、苦情を言う人も、みんな街をよくするための大切な力であることが分かった。自分の街を思う気持ちから社会参加へと繋がる方法もあるのだと学ぶことができた。』
 初めての組み立て方でお話したので、ドキドキの90分間でしたが、多くの学生さんにこのような感想をいただき、ちょっとほっとしました。


八尾市市民活動支援ネットワークセンター つどい
「私たちにもできた市民活動 利用者の声が届いたよ
   〜大阪市営地下鉄&天王寺動物園〜 」
日時:2008年4月19日(土) 14時〜16時

 参加者は10名、それぞれの形で市民活動をされている方ばかり。そして茶ろんということで、‘おんなの目’活動について、ひと通り聞いていただいた後は、お茶を飲みながら、お互いに日頃の活動のことも含めて、いろんな話をしました。
 その中で、当事者でなければわからないことがいろいろあるということが話題になりました。例えば、車いす対応トイレは、荷物が多いなどの理由で車いすを使っていない人にも使いやすいという利点から、使われることが増えてきているが、車いすに乗っている人は、そこしか使えないことから、行ってみるとふさがっていて、間に合わなかったという話とか、歩道の段差は、車いすに乗っている人にとってはない方がいいけれども、目が見えない人にとっては、ないと車道に出てしまい危険だとか。
 このように、目に見える事柄はまだわかりやすいのですが精神的な面については、さらにわかりにくく、‘すべての人にとってやさしい街づくり’ということの難しさを改めて感じました。
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