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大阪市内に住む主婦たちのボランティアグループ「おんなの目で大阪の街を創る会」が、自分たちの活動をまとめた15分間のビデオ「亀の歩みでいいじゃない―おんなの目が街を変える」が、経済企画庁の映像コンペで同庁長官賞および映像委員会賞を受けた。
同会の会員は50歳代を中心に17人。高齢者や障害者、ベビーカーを押した女性も自由に移動できる街づくりを実現するため、2年間かけて市営地下鉄の111の全駅を調査。昨春、調査結果を基に大阪市交通局へエレベーターや見やすい券売機の設置など多くの改善点を提案した。
こうした活動を収録したが、会員たちにとって本格的なビデオ撮影は初めての体験。4か月間に20時間以上もカメラを回し、冒頭の梅田駅前歩道橋での2、3秒のシーンだけで数日かかったという。
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※この記事は、読売新聞社の了解を得て、全文そのまま、打ち込みなおしをしています。 |
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