おんなの目で街を創る会
>>トップページへ
会の紹介へ
活動の内容へ
最近の話題へ
販売コーナーへ
活動掲載記事へ
メンバー紹介へ
お問い合わせ先へ
リンクへ
  1997年3月15日 産経新聞

地域で生き生き暮らす拠点を
地下鉄は疲れる!! 
女性の視点で高齢者、身障者への配慮をチェック

 車の渋滞がひどい大都市では、地下鉄は便利な交通手段。しかし、階段が多いなどの理由で高齢者や身障者に敬遠されることも多い。女性の視点で街づくりを考える市民グループ「おんなの目で大阪の街を創る会」(三好桂子代表)はこのほど、大阪市営地下鉄の施設についての調査結果をまとめ、大阪市交通局に改善を求めた。
 同会が調査したのは大阪地下鉄の御堂筋線20駅と谷町線26駅。昨年1月から10月にかけ、延べ198人で階段、地下通路、券売機、改札、ホーム、トイレなどについて高齢者や身障者への配慮がどうなっているかを調べた。調査前に高齢者100人にアンケートを行い、調査項目を検討した。
 調査の結果、高齢者や身障者にとって障害物になるものがかなりあった。例をあげると、地上から地下への入り口の歩道との段差/手すりの点字プレートの不備/料金表の文字、数字が小さくて見にくい/券売機下に車いすが入るスペースがない/エレベーターの設置場所がわかりにくい/エスカレーターの上りと下りが併設されていない/ホームと電車のすき間や段差が大きい駅がある−など。
 同会では調査結果について「身障者が利用するときは職員が介助してくれるが人数が少なすぎる。券売機の使い勝手、段差など地下鉄は高齢者にとって予想以上に疲れる乗り物になっている。“やさしさ”が発想の基本になければ、いくらお金をかけてもよくならない」と話している。

     
※この記事は、産経新聞社の了解を得て、全文そのまま、打ち込みなおしをしています。
Copyright 2004 onnnano me de osaka no matiwo tukurukai All rights reserved
トップページへもどる トップページへもどる リンク メンバー紹介 メール メンバーの気づきや思い 販売コーナー 活動の内容 活動の方法 会の紹介 メール 大阪市民のオアシスはずっとここ 市民から動物園への提案 パネルディスカッションの詳細 パネルディスカッションを終えて パネルディスカッションの詳細 おんなの目で大阪の街を創る会 トップページ リンク おんなの目 販売 活動の成果 活動内容 会則 会のご紹介