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幅広い年齢層がユニーク体験 市立総合生涯学習センター
生涯学習都市・大阪を目指して―。生涯学習の中核施設「大阪市立総合生涯学習センター」がこのほど大阪市北区の大阪駅前第二ビルにオープンし、記念イベントが盛大に開催された。
「市民持ちこみ企画大集合」と題した催しでは、地域で活動を続ける多数の団体・グループが集合。趣向を凝らした多彩な企画を披露しながら訪れた市民に生涯学習の一端に触れた。
大阪市の生涯学習は1992(平成4)年に「生涯学習大阪計画」を策定後、施策を展開。市内4カ所にある「市民学習センター」や市立小学校の教室を活用した「生涯学習ルーム」と体制を整えてきたが、策定から10年を経て、総合的に事業を支援する同センター開設の運びとなった。
大小16の部屋を持つ施設内では、幅広い年齢層が交流をもちながら、多数の講演やユニークな体験教室などに参加。都心に位置する利便性や豊富な資料をはじめ、訪れた多くの市民が“生涯学習の出発点”としての施設に大きな期待を寄せていた。(佐々木誠記者) |